閑話一滴から

2015年8月14日

 今年もお盆がやってきました。この時期になると、様々な地域から帰省してくるお客様で文庫内も話声が絶えません。

 そんななか、本日もフラフラと一滴内を歩きまわり、お客様にお声をかけてまわっていると、面白い話もチラホラ採取することができました()

 本日お越しのお客様のなかで、かなり遠方からお越しの方がおられ、お盆の帰省というわけでもないのに、なぜこんな若狭まで? と聞いてみると「以前に水上さんの『閑話一滴』を読んで、一度来たいと思っていたんです」とのお返事をいただきました。

 なかなかできるものではありません。一冊の本を頼りに、何百キロも離れた文庫まで足を運んでいただけるとは。こちらとしては、嬉しい限りです。できれば、その方の思い描いていた想像の一滴文庫より、現実の文庫の方が何倍も……という会話にまで発展させることができれば良かったのですが、なかなかアドリブ下手(会話下手かな?)な小生の気質から、紙漉き工房にご案内するに留まってしまいました。

 できれば、お客様からの感想やご意見を少しでも多くいただいて、30年を経た文庫が、次の30年をより多くの方に好かれるものにしていきたいですね。道程は険しいでしょうか?(S)