4月2014

山菜採りも

2014年4月18日

 山菜採りなんでしょうか。川原で何かを探している姿をよく見かけるようになりました。ただ、道の片側に路上駐車している車のナンバーは県外ばかりで、大型車も多く通るのに、夢中になっているのは少々困りますが。
 文庫の山裾にもワラビが顔出していましたが、ワラビやゼンマイ採りは、子供の頃の記憶しかありません。害獣防止柵ができた今は、簡単には山へは入れませんから。人間が山から締め出されたみたいです。
 明日は地元の名田庄地区で、山菜採りと採った山菜を天ぷらで食べられるイベントがあるそうです。参加してみてはどうですか。(u)

大飯中学校1年生が写生に来館

2014年4月17日

 今日は良いお天気に恵まれ、気温も上昇し、快適な一日となりました。
 
午後から大飯中学校1年生29名と担任の先生1名が来館し、本館の展示を見学したあと、庭園の写生をして帰って行きました。今日が写生の初日だったようですが、生徒たちはお気に入りの場所を見つけ、美しい一滴文庫の春の庭を描き始めていました。(T

大島からの一日

2014年4月16日

 昨日、文庫は休館、しかもお天気は最高! ということで、久しぶりに大島をぐるっと巡ってきました。ただ単純に、散りゆく桜の見学で一日をゆっくりと過ごしたい…という目的ではなく、水上勉著「破鞋」で語られていた雪門玄松老師のお墓を確認してみようという大きな目的があり、大島に車を走らせていました。行く道では、色とりどりの草花のお出迎え。しかも、海から眺めるおおい町の海岸沿いの風景たるや、目的をすっかり忘れてしまいそうな魅力でした。そういえば、前に渡辺先生から「一滴文庫の建設予定地として、大島の犬見もあがってたんだよ~」と聞いていたので、もしかしたら、ここから毎日海を眺めながらの仕事になってたのかもな~と感慨深い気分に浸っていました…が、ここでようやく本来の目的を思い出し、雪門和尚の下で参禅(笑)を果たしました。
 色々と考えることも多い休館の一日になりました。少しずつではありますが、行政区分ではない〝おおい町”という文化圏を認識できるようになってきていると考えている自分もいたりして、そのうち一次的な思考もおおい町の人間になる(要するに、何かを考えるときの基準になる地域がおおい町的なものです。今は、どちらかといえば九州的な感じです)ことがあるかもという気もしている今日この頃ですね。(S)

草も花の仲間ですが。

2014年4月14日

 文庫のあちこちが緑で覆われてきました。そう「草」という名の植物です。箕を横に腰をかがめて草取りをする職員の姿が、毎朝の風景となっています。その草取りで困ったことがひとつ、草といえども小さく可憐な花を咲かせるんです。「草も花の仲間です。大事にしてやってください。」なる立札も立っていたことがあると聞きますが、あとあとのことを考えるとどうしたものか。植物の本を読んだ後、そんな草が抜けなくなったなんて話が新聞のコラムにもありました。とか言いながら、今朝、除草剤をまく自分の姿をどう説明しましょうか。自然の中の文庫、ヘビに遭遇しながらの草取りの始まりです。(u)

五番町夕霧楼

2014年4月13日

 バタバタと忙しい一日。でも、実りのある一日となってくれました。
 本日、次号「一滴通信」の原稿がぞくぞくと手元に届き、それぞれ内容に目を通してみると、執筆者の一滴文庫に対する想いがヒシヒシと伝わってくるものばかり。一滴通信の編集に携わる小生にとりましては、本当に嬉しいかぎりです。しかも、そんな皆さまからの篤い原稿を読んでいる途中、少しの疲れを感じて気分転換とばかりに事務室を脱走、庭園散策中のお客様にお声をかけると、なんとも魅力的なお話を聞かせていただきました。

 

「水上先生が『五番町夕霧楼』を構想するに際して、ある和尚さんに取材したみたいなんですが…実は、その和尚さんと私は知り合いで、その時の話を聞いてるんです。今日は時間がないんですが、また来ます。その時にでも、その話を…」

 

なんて魅力的な話でしょうか。本日は閉館ギリギリまで見学されて、お帰りになりましたが、次回お越しいただくのが楽しみです。
 と、このように一滴文庫(水上文学)と関わる多くの縁(人であり出来事、そして多くの人の大切な記憶)を結ぶことができた一日。今後、この縁がどのような花を咲かし実をつけるのか、大きな期待と大きな不安に胸をふくらませる一日を過ごしていました。(S)

桜の花道

2014年4月12日

 良いお天気でしたが肌寒く、それほど気温も上がりませんでした。
 お隣大飯中学校グラウンド斜面の桜の花道が大変綺麗だったので写してきました。今年は、肌寒い時期が長びいて桜の開花が少し遅れているみたいですが、日当たりの良い処はやはり若い葉をのぞかせ葉桜となっていました。花見の時期は短いです。是非、一滴文庫の枝垂れ桜を見に来て下さい。六角堂(喫茶)でお抹茶を飲みながら、庭の桜を眺めるとリッチな気分になれますお試しください。文庫に辿り着くまでに、大飯中学校グラウンド脇のこの桜の花道が迎えてくれます。(T)

サンショ

2014年4月11日

 

 山椒が若葉を開きました。昨年、桜の木が倒れたあと、芽を出していたのを見つけたのです。実は以前、あるお方から山椒の苗をいただいて、植えたのはいいのですが、見事に枯れて(枯らして?)しまったことがあったんです。この冬、葉っぱがずべて落ちた時は気をもみましたが、青々とした姿を見て、ほっとしています。実山椒の木ならまた一つ名物ができそうです。
 水上勉のポストカード「稗搗節の山椒」というのがありますが、描かれているのは「サンシュユ」なんです。文庫にもサンシュユの気が3本あり、春には黄色い花を、秋には赤い実をつけます。(u)

ボケの花

2014年4月10日

 今日は、曇り空のお天気で肌寒い一日でした。
 庭の枝垂桜が花びらを散らし始めて一番の見頃となっています。庭に咲くピンク色の花には、桜の他にボケ(バラ科)の花が有ります、今満開でとても綺麗です。水上勉先生が、修業した相国寺塔頭瑞春院から頂いてきたものです。このボケの木は昨年の夏に、ジャガイモの様な実を幾つも実らせていました。花も美しく、水上先生とのご縁も深く、文句のつけようのない大切な木です。(T)

「くるま椅子の歌」と「くも恋の記」

2014年4月9日

 本日、終日忙しくバタバタと走り回る一日となりました。そんな慌ただしい一日でしたが、面白い一日でもありました。
 それは、朝一で来館のお客様の車のナンバーが「大分」になっていたことから、故郷話で話がはずみ色とりどりに話題の花が咲いたことから始まりました。個人的な故郷の話をしていると、どうやらお宅が別府の太陽の家のすぐ近くとのこと。それを聞いてはと、水上先生と太陽の家の関係についても少し話をすることができました(いちお学芸員ですから)。
 そして、次は宮崎からお越しのご婦人方。こちらも、懐かしいイントネーションの会話を聞いて色々と話をしてみると、なんと水上勉著「くも恋の記」のなかに収録されているあるエッセーの題材になった方だったのです。なんだか、本日は九州からのお客様に恵まれる日だったようです。しかも、このご婦人方やその他多くのお客様にとってラッキーだったのは、渡辺淳先生が一滴にフラっと立ち寄ってくれたことです。先生が六角堂にいてくれるだけで、周りは笑顔と笑いに包まれ、多くのお客様も先生との楽しい会話に酔いしれているようでした。皆様、帰りがけには「今日は、こんな嬉しい一日になってくれるとは思いませんでした。一生の思い出です。この一滴文庫での出会いを忘れずに、またいつの日か立ち寄りたいと思います」と口々に。そして、もちろんお顔は満面の笑みが溢れていました。割と年配の来館者が多かったように思いましたが、帰りがけに見た皆さんの楽しそうに文庫を振り返るそのお顔は、まるで子どもの様な笑顔。今日、来館された方々の笑顔は私も忘れられません。次にお会いできる機会があることを心からお待ちしております。(S)

縁起物

2014年4月7日

 春の暖かさにジッとはしておられず、いつのものかわからない傾いた3段ボックスの処分を兼ねて、置いてあるものの整理を始めたところ、棚の奥に眠っていたヤモリとご対面となりました。守宮(家守)と書かれ、縁起のいいもののようですが、いるとわかったら、やっぱり気持ちのいいものではありません。お住まいだった建物の今後を気にしながら、外に出てもらいました。ヤモリを見かける家も少なくなったとか。いいことなのか、悪いことなのかわかりませんが、見かけるたびに少し安心するのはなぜでしょう。文庫のせい?年のせい?(u)
 桜のあとですのでヤモリの写真は省きます。