五番町夕霧楼

2014年4月13日

 バタバタと忙しい一日。でも、実りのある一日となってくれました。
 本日、次号「一滴通信」の原稿がぞくぞくと手元に届き、それぞれ内容に目を通してみると、執筆者の一滴文庫に対する想いがヒシヒシと伝わってくるものばかり。一滴通信の編集に携わる小生にとりましては、本当に嬉しいかぎりです。しかも、そんな皆さまからの篤い原稿を読んでいる途中、少しの疲れを感じて気分転換とばかりに事務室を脱走、庭園散策中のお客様にお声をかけると、なんとも魅力的なお話を聞かせていただきました。

 

「水上先生が『五番町夕霧楼』を構想するに際して、ある和尚さんに取材したみたいなんですが…実は、その和尚さんと私は知り合いで、その時の話を聞いてるんです。今日は時間がないんですが、また来ます。その時にでも、その話を…」

 

なんて魅力的な話でしょうか。本日は閉館ギリギリまで見学されて、お帰りになりましたが、次回お越しいただくのが楽しみです。
 と、このように一滴文庫(水上文学)と関わる多くの縁(人であり出来事、そして多くの人の大切な記憶)を結ぶことができた一日。今後、この縁がどのような花を咲かし実をつけるのか、大きな期待と大きな不安に胸をふくらませる一日を過ごしていました。(S)