4月2013

大飯中学1年生63名が来館

2013年4月18日

 

 

 

 

 曇り空のお天気でしたが、気温も高く過ごし易い一日でした。桜も散って葉ばかりとなりましたが、唯一、文庫勝手口近くで一週間ほど前から咲き始めた背の高い淡墨桜が満開です。
 午前と午後2度に分けて大飯中学校1年生3クラス63名と引率の先生が来館し、一滴文庫の常設展示の見学や、庭園の写生をして文庫は賑わっていました。
 写真は、生徒が写生をし始めたところです。みなさん思い思いの場所に座り文庫を熱心に描いていました。文庫は今、新緑が大変美しく、写生でも美しい色が画用紙に広がりそうです。好い思い出になってくれると嬉しいです。(T)

映画

2013年4月17日

 俳優の死去を伝えるニュースが流れていました。その俳優が主演した代表作が流されるのを見て、不謹慎にも自慢に思ってしまいました。というのも、飢餓海峡の映画が紹介され,水上勉の名前も映し出されたからです。実際の映画を見たことはありませんが、DVDでも一度見ようと思います。本を読んでしまうと映画はもうひとつと思ってしまいますが、水上作品に関しては、本と比べるものではないなと遅まきながら思ってしまいました。(u)

薔薇の名前

2013年4月15日

 本日は天気もよく、ポカポカ陽気に誘われて不意に事務室から外に出てみると、各花の名札が目に飛び込んできました。アンネのバラやマユミ、サンシュユなどなど文庫内の至る所に名札が付けられています。こんな名札をみると、そういえば花一つ一つ、草一つ一つ、木一本一本に至るまでちゃんと名前がついていることに気が付きます。逆に、この世の中には名前の無いものなんないかのようです。そういえば、自分の認識しているこの世界で、名前の付いてないものは思い付かないですね。そうです。名前を付けるということは、そのモノの存在を認識するということなんですね。例えば、アンネのバラ!これは、ただのバラではないですよ。アンネフランクと関係があるばらですよ。ということでしょうか?ここで薔薇という科目のなかで、さらに分類が入り、他のバラと区別されることになりました。
 神は、最初に光を作り、これを光と名付けた。これにより光と闇を分類したんですね。旧約聖書(この辺はあまり詳しくないので、間違っていたら、ごめんなさい)の一文ですが、神様の最初の仕事は光と闇を分類して名前を付けることだったんですね。
 さて、ここでへそ曲がりな小生の思考は、またあらぬ方向に(どれだけ毎日毎日脱線しているんでしょうか。不真面目職員の典型ですね。)!じゃあ、名前の付いていないものを探してやろうと、また一日無駄な思考の迷路に足を踏み入れてしまってました(忙しい一日だったのに、心ここにあらずという感じでしょうか)。と、そんなこんなで、一つ名前が付いてないのにこの世に確かに存在しているモノを一つ発展してしまいました。それは、赤ちゃんです。当然と言えば当然ですが。よく生まれる前から命名されている場面はドラマなどで見かけますが、生まれてからもまだ考え中で決まってないケースもあるはずです。これこそ、名前が付いてないのにそこに存在しているモノ(モノという表現は不適切かもしれませんがご勘弁下さい)です。と、言い切りたいところですが…。そうです、固有名詞としての氏名はついてないかもしれませんが、先ほどから書いているように『赤ちゃん』という名称はすでに与えられているんです。残念ですが、敗北感でいっぱいです。赤ちゃんは、名前を付けられることによって、それまでの赤ちゃんという分類からさらに○○さん家の○○ちゃんと言うふうに、再分類されるんですね。これは、思ったより深い迷宮のようです。実は、この辺の話しはソシュールの記号論(だったかな?)などでも少し書かれていることですが、改めて考えてみるとかなり深い内容ですね。まさか、庭園の名札一つで、こんなに長々と徒然日記を書いてしまうとは思いませんでしたが、皆さんも周りをみて名前のついてないものを探してみてください。そして、もし見つけることができたら、そっと教えて下さい(ヒントです:たぶんこの問いに答えることができる人は、日本語以外の言語に堪能な方だと思います)。よろしくお願いします。
 ちなみに、タイトルにある『薔薇の名前』というのは、実は有名な小説のタイトルです。ウンベルト・エーコという人が書いた小説ですが、これまた読み応えのある作品です。もともとこのエーコさんは学者さん(自分も結構この人の作品は読みました)なので、面白いんですが読み解くには、骨の折れる作品です。(S)

 

葉桜に

2013年4月14日

 朝から良いお天気で気温もグングン上がり、気持ちの良い一日でした。今日は、やっと出来上がった企画展「島田正治展」(開催日5月8日~)と竹人形文楽劇「五番町夕霧楼」(上演日6月15日、16日)のポスターとチラシをおおい町の関係施設へ配って回りました。町の景色はどこを見ても春爛漫でした。大島の桜並木は葉桜でしたが、花と葉の色のコントラストがとても美しく、路上はピンクのさくらの花で敷詰められていました。(T)

フジ

2013年4月13日

   
 枯れ枝のようだった藤の木が芽吹き始めました。今年も花を咲かせてくれそうですが、今年は藤棚が少し寂しくなりました。というのは、反対から伸びていた藤の木は、花を付けない木と判ったからです。植えたばかりの木には、自分が十分成長するまで花を咲かせないのがいますが、まったく咲かない藤があるとは思いもよらず、いただいた方に再確認してバッサリと切った次第です。花の咲く藤に頑張って伸びてもらうしかありません。(u)

進化論

2013年4月12日

 朝、清々しく出勤してくると、足元には最近綺麗に生えそろえていたはずの苔の残骸が…。えっ、残骸?
 なんということでしょう。昨年秋過ぎあたりから、園内の足元には緑の絨毯が敷き詰められているような光景が広がるようになり、お客様からも「手入れの行届いたお庭ですね。綺麗に苔が生えて、雑草もほとんどない。居心地の良い空間ですね。」と褒められることが多い自慢の庭園でしたが、一部ですが無残にも苔がむしり取られていました。
 犯人は、どう考えても、最近よく見かける動物(サル、キジ、アナグマ←たぶん、特にこの子だと思いますが)の類です。こんな状況をみてしまうと、ちょっとがっかりです。特に、あのサルの生意気な顔(笑)ときたら、「捕まえられるものなら捕まえてみろ」とでも言っているようです。進化の過程で枝分かれした日本ザルですが、どうやら我々ホモサピエンスとは相いれないようです。これらの動物(もちろん人間も含めて)、ダーウィンの進化論からすると「生物は不変のものではなく、長い時間をかけて変化し、すべての生物はその過程のなかで生まれた。」となっていますから、この一滴文庫の環境も含んだ日本という大自然のなかで生きるためにフテブテシク(笑)進化してきたのでしょうか?
 そういえば、ダーウィンの進化論といえば、お雇い外国人のモースが日本で学生に進化論の講義をするのに平日は時間が取れないからといって、日曜日に進化論についての授業を実施しようとしたら、他の外国人講師から「そんな進化論なんて悪魔のような授業(なんで進化論が悪魔のような授業なのか書くと長くなるので、知りたい人は是非一滴文庫にお越しいただきSを捕まえてください。こちらはすぐ捕まります。)を神聖な日曜日にするなんてとんでもない!断固中止すべきだ」との抗議を受けたらしいです。この時のモースからみたら、抗議をしてきた同僚の講師の顔はどんなにフテブテシイものにみえていたんでしょうか。
 人間やサル、もちろんキジやアナグマも同じようなものですね。可愛らしいものです。(S)

グロテスクなキノコ

2013年4月11日

 

 

 

 

 庭の桜が満開だというのに曇り空の寒い一日でした。
朝方、竹箒で庭の掃き掃除をしていると、変わったキノコが目に留まり、写してきました。ボケの木が綺麗な花を咲かせ、その根元に生えていました。六角堂スタッフにこのグロテスクなキノコを見せると、『きっとお腹をこわすキノコだわ!』の一言を頂きました。せっかくなので、インターネットで調べてみると、「アミガサダケ」という名前のキノコで、フランス料理の食材の一つだそうです。欧州では高級キノコで、「モリーユ」と呼ばれているそうです。日本でもゴールデンウイーク前後の時期に普通に取れるキノコみたいです。欧州ではグラタン、シチュー、ピッツァ、フライ、スープ、オムレツなどに良く使われる食材だそうです。見た目では判りませんね。食べてみて下さい。(T)

※生食にすると中毒があるそうです。

いつかは鬼退治に!

2013年4月10日

 「もうそろそろ施設も閉館だな」と、考えていた時分でしょうか。女性スタッフが六角堂に滑り込み「猿がレンゲ咥えて逃げてった…。あんな美味しくもないだろうレンゲを口に咥えて…」と一言。それを聞いた自分の頭の想像風景は、ダンディー(もはや死語でしょうか)な男の人が薔薇を口に咥えて女の人に言い寄る様でした。
 しかし、そこはサルもの!なかなかのフテブテシイ態度と、そのイカツイ面構えから、女性スタッフも後ずさり。サルとしては、うまく女性を落すことはできなかったようです(笑)。
 こんな動物園のような一滴文庫の庭園には、毎度徒然日記を賑わせているアナグマやキジ、そして時々犬と猫などが出没します。この取り合わせを見ていると、いつかこいつらを手勢に加えて鬼が島に鬼退治に行く日もあるのでは?と、一人庭先で妄想にふける日々が続きます。文庫でこ奴らを手なずけるために用意するものは、きび団子ならぬヨモギ餅でしょうか。後は、それぞれが餅を喉に詰まらせることがないように祈るのみですね。それよりも、どこに鬼はいるんでしょうか?確か、舞鶴には酒呑童子の伝説があったはず。まずはそこからスタートですね。(S)

2013年4月8日

 今日の朝刊で「竹紙生産で環境保全」の見出しが目にとまりました。竹から紙を作って放置竹林による環境問題を解決する大規模な取組みが行われているというものです。規模や取り組み方に違いはありますが、捨てられるものが形を変えて蘇ることはすばらしいことです。文庫で開催している竹紙漉き体験、竹筆つくり体験。あらためていいものだと思ってしまいました。(u)

春真っ盛り

2013年4月7日

 

 昨日、おおい町「町を楽しむ会」主催のお花見とお茶会が一滴文庫で行われました写真はその時のものです。あいにくのお天気でしたが、本館ラウンジでのお茶会は和やかに行われ、花見をしながら、美味しいお茶を楽しむことが出来ました。
 文庫庭園の桜の中で一番綺麗だと言われている竹人形館裏の枝垂れ桜も雨にぬれながらも花開き、文庫はどこを見回しても春真っ盛りとなっています。是非、足を運んでみてください。(T)