8月2012

人間渡辺淳

2012年8月19日

     

 本日、渡辺淳トークショーの後半戦(2日目)が無事開催されました。先日同様、何故か会場からは笑いが絶えず、まるで漫談会場のような雰囲気となりました。こんな面白いトークショーを聞いていると、『人を楽しませる』ということを自分も楽しんで行っていると、改めて先生の人間の大きさを感じます。
 そういえば『人間』とは、人と人との間、すなわち「間柄」という社会的あるいは対人間関係において成立する概念だという文章(たしか和辻哲郎:人間の学としての倫理学…だったかな?)を読んだことがあります。とすれば、現在社会が抱える「孤独」や「孤立」という、おおよそ『人間』らしからぬ社会性をもつ現代人が、今見習うべきは『人間渡辺淳』なのかな?とも考えてしまいます。先生は、絶えず多くの人と交流をもち、常に対話を心がけ、いつも新しい出会いを楽しみにしている文化の人(文化については、先日の徒然Sをご覧ください)というイメージがあるので、本当に見習っていきたいと考える一日になりました。(S)

トークのショーでした。

2012年8月18日

        

 今日は、「渡邉淳トークショー」の第1日目が開催されました。特別展記念講演は劇場でが通例だったのですが、昨年、渡邉淳展を記念して行った展示絵画を前にしての渡邉先生のお話しが大好評だったため、今回も同様にお願いして、開催の運びとなったものです。
 この暑さでお客様の出足を心配したものですが、それには及ばず、本館のエアコンが堪忍してと言わんばかりの熱気に包まれました。一点一点の絵を前にして語られる渡邉先生の身振り手振り口振りの思い出話に、皆さん心ゆくまで楽しんでおられました。
 明日は第2日目、最終日。午後2時30分開演です。今日とは違ったお話しが聞けるかも、いや、渡邉先生のこと、今日とは違う身振り手振り口振りでこられるはずです。どうぞお楽しみに。(u)

稲穂

2012年8月17日

 

 

 

朝から暑かったです。
一滴文庫から見わたせる水田の稲穂が黄色く色づき、立派に実っていることが、遠くから見てもよくわかります。写真は、文庫脇の水田の稲穂で一粒一粒しっかりと実っていました。もうすぐ刈入れが始まります。今年も美味しいお米が食べられそうで嬉しいかぎりです。(T)
今開催中の企画展「渡辺淳展-わたしの花-」を記念して、明日と明後日に渡辺淳先生に会場でトークショーをして頂きます。
18日(土)11:30~
19日(日)14:30~
から行ないます。まだ余裕がありますので、興味のある方は是非お越し下さい。

お盆に考える

2012年8月16日

 先日、来館された方から「今日は久し振りの一滴文庫ですけど、明日は久し振りに親戚一同揃ってお墓参りに行くんです。」とのお話を伺いました。こんな話をきくと、そういえば、お盆だな…と、改めて思い起こされます。
 人間(広義の意味で)とは、元来周囲の人の死を悼むものです。これは、過去から現在まで続いている人の性でしょうか?最古の例をあげると、旧人であるネアンデルタール人は、亡くなった隣人の墓に花を手向けたといわれています(花粉分析の結果から)。日本でも、旧石器時代から人の死とは特別なものとして考えられていたようです。特に定住が進んだ縄文時代からは、土地の占有(これも広義の意味で)に対する概念も生まれ、人の一生と郷土とは切り離せないものとなってきました。ここ数十年、そのようなクビキから離れた生活を営む方々も多いようですが、それでも「盆暮れ正月」という年中行事では郷里に戻り、家族親戚一同で祖先の霊を祀る行事を実施します。ここから考えてみると、祖先の霊を祭るお盆のような行事は、亡くなられた人のためにある行事という意味ばかりでなく、生きている人の繋がりを再認識する行事(この場合、人の集約を行っているのは祖霊と土地でしょうか?)ということにもなりますね。人間が文化をもつことができたのは、このような繋がり(過去から現在、地域と地域)のお陰だと考えることもできます。たぶん、人以外で何代も前の死を悼んだり、記憶したりする動物はいないのではないでしょうか(もしかしたら、チンパンジーなどの他の霊長類では在るかもしれませんが…)?小生は、この過去から現在に至る道程全てが文化だと考えているのですが、皆さんはどう考えますか?このように考えると、人の死にも大きな意味を見出すこともできます。
 ちなみに、写真は偶然みつけた蝉の抜け殻と死骸です。生の躍動と、死の静寂が同じ瞬間に存在しているかのような気分になります。たぶん蝉には、進化はあっても文化は無いのではないでしょうか?あくまで個人的な見解ですが。(S)

高砂百合

2012年8月15日

  

 暑いだけの風景、殺風景ならぬ熱風景と言いたい中に、タカサゴユリが一輪咲きました。こんな場所に根をはり、大きな花を咲かせる力をよく蓄えたものです。石垣の隙間から、二つ、三つと蕾をもったタカサゴユリが並んで開花を待っています。たかさごや~♪とは関係ないのはわかっていますが、気分だけでもめでたくなれば、暑さも少しは忘れませんか。(u)

お盆

2012年8月13日

 今朝は少し風がありましたが、昨日同様とても暑かったです。庭の百日紅がピンク色の花をたくさん咲かせ、大変綺麗です。若狭の海水浴場の近くには、何処も百日紅がたくさん生えていて、青い夏空の中に浮かぶピンク色の百日紅は美しく、海水浴に来るお客を迎えてくれます。
 今年2012年のお盆は8月15日(水)。お盆休みは、だいたい8月13日(月)~8月16日(木)ぐらいだそうで、今日はお盆の帰省客がたくさん一滴文庫に来館して下さいました。若州一滴文庫が、若狭を故郷に持つ人達の憩いの場となっていました。(T)

暑さ寒さも

2012年8月12日

   

 本日も暑さが身にしみるような一日でした。お昼頃には突然大粒の雨が降り出し、これで少しは涼しくなるかと考えていたら、直ぐに天気が回復して、こんどは蒸し暑く…「暑さ寒さも彼岸まで」とも言うので「あと少しの辛抱」と、自分に言い聞かせる一幕もありました。
 しかし、最近の暑さと雨の少なさに一滴長屋門横の通称「龍のひげ」も当初の青々とした面影が無いくらい萎びていましたが、お昼の雨で少しは元気を取り戻してくれないかな?と、密かな期待も膨らみます。(S)

柵の道

2012年8月11日

    

 山すそや山の斜面がきれいになりました。ここにイノシシやシカよけの柵を設置するのでしょう。途中で山の中へ伸びていくようです。これで、穴を掘ったり、植物をたべたり、臭い落し物の被害からはどうにか逃れられます。が、人も自由に入れません。さて、柵の効果はいかほどに。(u)

新刊図書

2012年8月10日

「さかなクンと中村征夫の海のおさかな大百科5」(2012年7月25日)と「トットちゃんと地球っ子たち」(2012年7月30日)を版元の新日本出版社よりご寄贈頂きました。
 

 最初の「さかなクンと中村征夫の海のおさかな大百科5」は、干潮になると磯にできる潮だまり。海中でくらす生きものたちにグッと近づいて観察できます。岩かげや海藻のかげなど、ヒトデやウニ、ウミウシのなかまを探してみよう!磯から離れた沖合では、マグロやカツオ、ジンベイザメやホホジロザメが悠々と泳ぎ、クジラやウミガメが旅します。その豪快な生態と意外な旅人ウナギにも迫ります。

  次の「トットちゃんと地球っ子たち」は、1984年タンザニアから2011年ハイチ・日本まで28年30ヶ国にわたるユニセフ親善訪問すべてに同行取材。干ばつや津波などの自然災害、貧困、戦禍にくるしみながらも懸命に生き、笑顔をくれた子どもたちがいた。そして、傷つく子どもに心を寄せ抱きしめる黒柳さんの姿があった。第一人者が子どものしあわせを願い撮り続けた渾身の写真集!

 2冊とも本館図書室ブンナの部屋にあります。お立寄りの際に是非ご一読下さい。(T)

稲穂

2012年8月9日

    

 稲穂が首を垂れてきました。文庫から眺める田んぼの景色も、日に日に黄金色に色づいてきています。赤とんぼも稲穂の上を飛び始め、ツツジの枝先のバッタも風に揺られて気持ちよさそうです。
 盆が終わればいよいよ稲刈りが始まります。文庫に響きわたるコンバインのうなる音、なんか待ち遠しいです。(u)