5月2012

遠足の列

2012年5月19日

今日は朝から良いお天気で、陽射しが強かったですが風もあり気持ちの良い一日でした。  
 本郷幼稚園の親子遠足だったらしく、一滴文庫から見える農道を小さな園児たちとその親が一列にずらっと並び、長い列で歩いて行く姿を眺めることができました。目的地は佐分利川公園とのことでしたが、きっと親子そろっての楽しい遠足になったことでしょう。
 午後からは若州人形座が来館し、5月26日(土)、27日(日)に行なう竹人形文楽劇「曾根崎心中」のための合宿に入りました。文庫は賑やかになりました。(T)

実です。

2012年5月18日

              

  この赤い実、名前は知らずとも食べられること知っていますか。ウグイスカグラの小さな実ですが、甘くておいしいんです。今年はいつになく、たくさん実っています。内緒にしておきたかったのですが、窓から赤い実を見ているとうれしくなり、知らなかった人に味見をさせてしまいました。心なしか赤く色づいた実が少なくなったような気がします。小鳥たちとの争奪戦に参戦者が増えてしまいましたが、文庫の実りをゲットするのは早い者勝ちがルールです。目に付いたら遠慮はいりません。どなた様もご自由に食してください。                       

 子どもの頃、よく食べたのは年を重ねた人たちばかりでした。(u) 

 

ナンジャモンジャが満開

2012年5月17日

 

曇り空のお天気でしたが、暖かな気持ちの良い一日でした。
 一滴文庫で一番人気のナンジャモンジャが満開でとても綺麗です。遠目から見ると白い雪が積もっているようにも見えました。
 朝一番の来館者で、はるばる北海道からお越しになった夫婦があり、お話しを聞くと一ヶ月程かけて本州を旅行されているとのことでした。旅の目的地の一つが一滴文庫だったと、嬉しいお言葉を頂きました。
 午後からは、おおい中学校の生徒達が写生に来館し、賑やかな文庫となりました。(T)

立入禁止です

2012年5月16日

      

 人形館の前に、ちょっと物々しいバリケードと入口部分に怪しげな機材が設置されています。なにやら危険な科学実験でも始まったかと思うような写真ですが、実は、年に一度行われる竹人形館の燻蒸(くんじょう:主に害虫駆除や防カビ、殺菌などの目的で薬剤を対象に浸透させるもの。)作業の風景です。
 展示収蔵資料にとって大切なメンテナンスの日になっていますが、本日来館された方々にとっては、ちょっと残念な一日になってしまいました。それでも、収蔵品の保存管理には欠かすことのできない行事(業務)なので、大目に見て下さい。(S)

オガタマです。

2012年5月14日

        

 カラタネオガタマ(唐種招霊)が甘い匂いさせています。白い花をたくさんつけますが、気づいてくれる人がいないので、匂いでアピールしているようです。ツツジやカルミアの咲く頃、彩りでは負けますが、匂いでは負けません。いい匂いに釣られ、匂いの元を探し回る私はオガタマの思うツボ。(u)

世界の文学 その2

2012年5月13日

   

 先日の徒然でカフカの『変身』について、「絶望」を感じる文学作品と記しました。その後、一滴文庫図書室をブラブラと見回していたら、ここにも「絶望」が………!と言うわけで、絶望つながりになるキルケゴール著『死に至る病』を発見してしまいました。この作品は、文学というより哲学や思想について記されたものになります。キルケゴール曰く、死に至る病とは………「絶望」らしいです。と、簡単に書いてしまいましたが、キルケゴール自身の不幸な生い立ちや出来事などが背景となって、絶望を分類し、人が真に死に至る要因となるのは「絶望」だと結論付けられています。なかなかに読み応えのある作品ですが、ズッシリと重たい作品(思想)であることは間違いなく、息抜きにどうぞ…とは言い難いですね。それでも、一時代を築いた作品ですので、文学世界の一端を肌身に感じたい方は、是非ご一読頂けたらと思います。
 2回続けて重たい徒然になってしまいましたが、文学世界の裾野は広く、どんな分野で誰が感銘を受けるのか解りませんので、重い内容にもご容赦ください。(S)

四葉のクローバー

2012年5月12日

 

朝から風の吹く曇り空のお天気で、気温も低く寒かったです。
六角堂(お休処)わきの花壇に四葉のクローバーがあると、六角堂スタッフが教えてくれ、写してきました。今、花壇にはレンゲ、カタバミ、シロツメグサ、スイセンが生えていて、なかなか四葉を見つけるのは困難でした。四葉のクローバーを見つけた人には、幸福が訪れるという言い伝えがヨーロッパにはあるそうです。文庫で探してみて下さい。(T)

 

サルです。

2012年5月11日

              

 いつもの一団でしょうか。餌になるようなものはまだないはずですが、屋根の上を走り回ったり、仲良く毛づくろいをしていました。文学や芸術だけではありません。自然いっぱいの文庫のひとこまです。

世界の文学

2012年5月10日

  

 先日、テレビを見ていると、小生にとって懐かしの文学作品であるカフカの『変身』を議題に取り上げた番組が流れてきました。そういえば、最近本屋さんに行くとカフカについての本が並んでいるのを見た記憶があります。たしか、本には絶望の天才だとか何とか………という副題(?)が付いていたような気がします。
 確かに、カフカの作品から感じるものは、「絶望」だけだったような気がします(と言っても、小生はカフカの作品は『変身』だけしか読んでいませんし、読んだのもだいぶ前のことで記憶が曖昧になっていますが)。
 ある日突然、自分が虫になっていく(肉体的にも精神的にも)。そんな自分を見る周囲の目。そして、(労働力としての)自分がいなくなることによって結束し、生活を立て直す家族。どんどんと無くなって行く自分の居場所。この作品からは「絶望」以外感じることができませんね。しかし、目線を変えて、家族や周囲の側からこの作品を考えると、ものすごく深い人間心理が描写されている作品だったことに気付かされます。変身するのは体か心か…もしくは、自分か周囲か…。直接画像がインプットされる漫画やテレビと違って、活字による文学作品は読み手(心情)による作品のとらえ方が千差万別だと思います。あなたはどちらの立場から『変身』を読みますか?
 もちろん、このカフカ著『変身』も一滴文庫図書室に収蔵されています。もし気になった方は、一滴文庫図書室の席から窓外の世界を感じつつ『変身』を読んでみませんか?(S)

「中村正義展」始まる

2012年5月9日

今日から、平成24年若州一滴文庫企画展「中村正義展」が始まりました。「中村正義の美術館」のご協力により、開催することが出来ました。
 中村正義氏は、水上勉と交流があった有名な日本画家です。水上勉は、生前の中村正義氏に幾つかの文章を贈ります。どの文章も中村正義氏のもつ魅力を上手く表現したものばかりです。この展覧会では、「美の巨人」とまで言われた中村正義氏の絵を見て、水上勉が表現した文章の素晴らしさも感じることができます。是非、沢山の人に見ていただきたいです。
水上勉の作った若州一滴文庫で、水上勉を魅了した中村正義氏の作品をご堪能ください。(T)