2012年5月

満員御礼

2012年5月25日

         

 今日はあいにくの雨模様でしたが、文庫の緑が一段と鮮やかに蘇りました。竹人形公演を明日に控え、文庫に恵みをもたらせてくれたようです。明日、明後日とも満員御礼となる大人気の竹人形文楽、約1時間ですが、十分楽しんでいただけるものと思います。

 アンネのバラも満開でお迎えします。(u)

新刊図書のご紹介

2012年5月24日

 

「春をさがそう」(2012年4月30日)「岩をたたくウサギ」(2012年4月25日)「海のおさかな大百科4」(2012年5月10日)の3冊を版元の新日本出版社よりご寄贈頂きました。
 一冊目の「春をさがそう」は、季節ゆたかな国。春がくると、自然はいろいろ変化します。そのようすを、注意してみて、記録しよう。教えてくれるのは、自然写真家の海野和男さん。美しい春の自然の写真でいっぱいのこの本をみたら、きっと自分でも自然観察にでかけたくなりますよ。自然をおいかけて季節ごとに刊行です。
 二冊目の「岩をたたくウサギ」は、「人の悪口をいうのはよくない」――サバンナの動物たちは、人の悪口をいったらその場で皮になってしまうと誓いあいました。でも、それはずるがしこいウサギのたくらみだったのです。ウサギは、動物たちが悪口を言うように、つぎつぎ作戦を考えます。ウサギはたくさんの皮を手に入れるのですが……。アフリカンアートな絵本。
 三冊目の「海のおさかな大百科4」は、日本の近海には「藻場」、「岩場」、「砂場」などの変化に富んだ環境が広がっています。藻場にくらすタツノオトシゴは海藻に巻きつき、岩場の穴に身をひそめるのはウツボ、ヒラメやアンコウは砂地で砂そっくりに擬態するのが得意。色も形もくらし方もバラエティー豊かな魚たちの生態を、藻場・岩場・砂場の環境ごとに紹介します。
 楽しい絵本を寄贈いただきました。3冊とも本館図書室ブンナの部屋にあります。お立寄りの際に是非ご一読下さい。(T)

 

カルミヤ?金平糖?

2012年5月23日

   

 陽気な日差しに誘われてフラフラ辺りに出てみると、先日まで蕾だったカルミヤがしっかりと花開いているのを目にすることができました。数日前までは、こんなところに金平糖が実ってる?という程度にしか考えていませんでしたが、しっかりと開いた蕾は、金平糖とは全くの別物でした。人がモノを認識するということは、5感によって得た情報から色や形など類似点をかってに選び出し記憶と結びつけてしまうものなんですね。それにしても、蕾のときは金平糖の甘い匂いまでして来そうでした。(S)

バラ

2012年5月21日

    

アンネのバラがようやく咲き始めました。朝、昼、夕、オレンジ色の花びらが一枚一枚鮮やかです。花散るその日まで、14個の蕾が庭を彩ってくれるここと思います。長屋門の前でお客様をお迎えしています。

 アンネのバラやアンネの日記、誰でも知っているわけじゃないんですね。学校で教わりませんでしたか。(u)

HEAVY(ヘビー)な一日

2012年5月20日

ヘビー

本日は、お昼前くらいから多くの来館者があり、次々と迫ってくる方々の対応に四苦八苦っと、疲れはしましたが何とも重く充実した一日となってくれました。そんなheavyな一日でしたが、館内(館周辺)には来館者以外の珍客が5匹も………。至る所で目に付いた珍客は、ニュルっとした蛇(ヘビー)の皆さまでした。園内で出くわした女性のお客様の悲鳴を聞いて外に出てみると、ばったり蛇と鉢合わせてしまい、つい大きな声が出てしまったとのことでした。蛇の方は、そんなつもりもなかったんでしょうが、ビックリさせたことにバツが悪かったのか、すごすごと退散していきました。
 皆が嫌う蛇ですが、日本では昔から信仰の対象になったりしてるんですけどね。脱皮した皮をお財布に入れたり、宝くじを購入すると白蛇神社とかにお参りに行ったり………。まぁ、ちょっと容姿が受け付けないということで敬遠している人が多いのかと思いますが、医療の象徴ですし、再生のシンボル!良いこといっぱいですね。あっ、でもエデンの園で人間に知恵の実を食べるようにしむけたのは蛇だったような気が………楽園追放の犯人でしたね。(S)