2011年10月14日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

先日、一滴文庫長屋門の看板が新しくなりました。渡邉淳先生による題字の『一滴文庫』が、これまでの文庫の歴史と、これから先の未来を力強く指示しているかのように感じられます。
さて、今まで長屋門を守ってきた『若州一滴文庫』の看板は、劇場門にある『若州人形座』の看板と、もともと対の物だったそうで、今は仲良く劇場門の左右を守っています。この対の看板を見ていると、ギリシャ神話のアンドロギュノスの物語りを思い出します。もともと人間は手が4本で足が4本、頭が2つあって3種類(男と男の合体、男と女の合体、女と女の合体)に分類されていたそうです(昔読んだきりなので、もしかしたら違うかもしれませんが・・・)。その中の男と女の合体した人のことをアンドロギュノスと言ったそうですが、ゼウスの怒りに触れて男と女に別れたそうです。もともと1対の人が二人に別れてしまったので、今でも男の人と女の人はもとの体に戻りたくて惹かれあうそうです。
もともと対の『若州一滴文庫』『若州人形座』の看板が、時を経て一つになることが出来たようです。ギリシャ神話とは違って、もとに戻ることができた対の看板は、あるべき場所に戻って良かったと感じてくれているでしょうか?(S)