伝統

2010年5月16日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

 古くても新しくても伝え続けていくことは難しいものです。
 現在は京丹波町となりましたが、和知からお越しのお客様にひさしぶりに和知人形浄瑠璃のことを伺いました。幸いにも若い方たちが入り、にぎやかになり、伝統芸能の行く末もひと安心とのことでした。
 人形浄瑠璃は、農民たちが農閑期などに楽しんだのが始まりだとか。いつのまにか演じるものがいなくなり、人形たちだけが残り、大切な文化を保存していくのに苦労していることを耳にもしました。以前、竹人形館をご覧になったお客様は、こうして地元で大切に保存され、定期的に舞台に立てる人形たちがうらやましい。やむなく保存するために資料として手放した人形たちのことを申し訳なさそうに話しておられたことを思い出しました。
 一般的に文楽人形は三人遣いで操られますが、和知浄瑠璃人形は一人遣い。水上勉の竹人形は二人遣い。三者三様です。その違いを楽しむのもひとつの楽しみ方です。(U)