8月2009
稲刈り
実りの秋
穴掘る蜂
田んぼでは稲刈りがはじまりました。コオロギの鳴く声も聞こえはじめています。
庭で面白い昆虫を発見しました。苗木のような柿の木の根元に蜂が穴を掘っていました。穴から土を何度も何度も運び出す作業をしています。いつものようにものの本で調べてみると、ジガバチ(似我蜂)という仲間の蜂だそうです。この種類の蜂は「狩り」をすることで知られています。
食料にする生きた獲物に毒針で毒を注入し、行動不能にさせるそうです。生かしておくのは腐らないようにするためで、その後、巣(幼虫室と呼ぶ)を作って獲物を運び入れ、卵を一つ産みつけるのだそうです。
ジガバチの名はその羽音に由来し、虫をつかまえて穴に埋め、似我似我(じがじが、我に似よ)と言っているとの伝承に基づくそうです。このように唱えると、埋めた虫がハチの姿になるといういわれからだそうです。(T)
秋の訪れ
新刊図書のご紹介『算数病院事件』5年3組事件シリーズ
初舞台にワクワク
ヒグラシ
夕子も訪ねて-たった一人のキャラバン隊-
秋の竹人形公演「曾根崎心中」まで1ヶ月を切りました。少しでも多くに方々に知ってもらいたく、チラシを持って丹後半島へPRに行ってきました。
訪れた先々で、「いいよ。ご苦労さん。」と皆さん気持ちよく受けていただきました。しかも、文庫へ来られて水上勉をよくご存知の方から、「五番町夕霧楼」の夕子の生まれ故郷伊根町津母に、映画化されたときの記念碑があるとお聞きし、せっかくなので見に行きましたが、残念ながら見つけることができませんでした。地元の方によると、当時の百日紅の木が枯れてしまってはっきりわからなくなったそうです。でも、確かにあるはずだとのことなので、じっくり時間を取って探してみたいと思います。満開の百日紅がきれいでした。(U)
写真左が津母の集落です。このあたりにあるはずなんですが。
写真右は経ヶ岬へ通じる蒲入という集落です。水上勉氏も訪れています。