新刊続々

2008年2月13日

 このところ水上作品の新刊が続いています。光文社文庫から「水上勉ミステリーセレクション」として発刊された長編推理小説「虚名の鎖」「眼」は、文庫でも紹介し、販売していますが、同じく「薔薇海溝」「死火山系」が発刊されました。4冊とも昭和36年から38年にかけて、カッパノベルス(光文社)から発刊されたものですが、文庫本になって、手にとって読みみやすくなったと思います。内容もそうですが、「水上勉」の読み方が違っていることにも興味が惹かれました。
 「壺阪幻想」は、講談社文芸文庫から、今年1月に新刊として発刊された作品です。「水上文学晩年の陰翳に満ちた豊かな文学世界の到来を約束する連作短篇集」との紹介があります。
 ここで紹介した作品は、まだ、文庫では販売してませんが、発刊当初の作品と読み比べてみてはどうですか。(U)