若州一滴文庫について

若州一滴文庫は、作家水上勉氏が主宰されている若州人形座の拠点として、また宗教・美術・文学などの資料を展示する施設として建設されました。

水上氏の想いは、子どもたちが本を読むことで人生や夢を拾ってほしいということと、文庫の名称にもなっている「曹源一滴水」の思想を顕彰することにあります。

「大都市に建っているようなものはいらない。都市の物真似はいらない、小屋でいい。」という水上氏の思いをもとに建築されました。谷間に溶け込んでいくような佇まいの建物、人を包み込み展示物がバックとして十分な役割を果たし、互いに協調し合い見る者に訴えかける空間をめざし、それにふさわしい材料・工法が選ばれています。(1990年 中部建築賞受賞)

若州一滴文庫

水上 勉(みずかみ つとむ)プロフィール (1919年 ~ 2004年)

略歴

1919年(大正8年) 福井県大飯郡本郷村(現おおい町)に生まれる。
1947年(昭和22年) 処女作「フライパンの歌」がベストセラーとなる。
1959年(昭和34年) 「霧と影」で執筆を再開し、1961年「海の牙」で第14回日本探偵作家クラブ賞、「雁の寺」で第45回直木賞受賞。
1971年(昭和46年) 「宇野浩二伝」で第19回菊池寛賞受賞をはじめ、多くの賞を受賞。

作品

小説
「飢餓海峡」
「越前竹人形」
「はなれ瞽女おりん」
「金閣炎上」
伝記小説
「良寛」
「一休」
童話
「ブンナよ、木からおりてこい」  など著書多数。

水上勉著書紹介

施設沿革

1984年10月
本館竣工
1985年3月
開館
1987年12月
竹人形館竣工
1988年9月
くるま椅子劇場竣工
1989年4月
六角堂竣工
2000年12月
都合により休館
2002年3月
NPO法人一滴の里設立
2003年3月
主要な施設をおおい町に寄付
2003年5月
NPO法人一滴の里による運営で再開館

施設情報

建主
水上勉
敷地面積
約7,000m²
設計
泊建築設計事務所
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